大阪南医療センター整形外科は院長以下11名のスタッフとレジデント・研修医で構成され、大阪府南部・和歌山県北東部・奈良県中西部の基幹病院として整形外科疾患全般と骨折など外傷の診療をしています。
脊椎外科、関節外科、上肢の外科、リウマチ・関節炎・骨粗鬆症の4つの専門クリニックがあり、エビデンスにもとづいた高度医療を目指しています。関節リウマチに対しては、内科医による診断・薬物治療と整形外科医による外科的治療を統合して行えるようにリウマチ科が設置されています。また、骨折など外傷患者も積極的に受け入れ、早期の機能回復に努めています。
| 脊椎外科 |
腰部脊柱管狭窄症、椎間板ヘルニア、頚椎症、後縦靭帯骨化症、脊椎圧迫骨折 |
| 後方進入椎体間固定術(PLIF)、髄核摘出術、椎弓形成術、経皮的後弯矯正術(BKP) |
| 関節外科 |
変形性関節症、大腿骨頭壊死症、大腿骨頚部骨折 |
| 人工股関節置換術・再置換術、人工膝関節置換術・再置換術 |
| 上肢の外科 |
関節リウマチ、手根管症候群、ばね指 |
| 人工肘関節置換術、人工指関節置換術、手関節形成術、指関節形成術 |
リウマチ関節外科 骨代謝性疾患 |
関節リウマチ、骨粗鬆症、くる病、骨軟化症 |
| 人工関節置換術、関節形成術、滑膜切除術 |
| 手術\年度 |
2011年 |
2010年 |
2009年 |
2008年 |
2007年 |
| |
| 脊椎外科手術 |
|
| 頚椎 |
57件 |
25件 |
45件 |
45件 |
27件 |
| 胸椎 |
16件 |
5件 |
5件 |
8件 |
10件 |
| 腰椎 |
155件 |
100件 |
132件 |
95件 |
76件 |
| 合計 |
228件 |
130件 |
182件 |
148件 |
113件 |
| |
| 関節外科手術 |
|
| 人工股関節置換術・再置換術 |
106件 |
113件 |
110件 |
109件 |
83件 |
| 人工膝関節置換術・再置換術 |
95件 |
79件 |
79件 |
57件 |
53件 |
| |
| 上肢の外科手術 |
|
| 人工肘関節置換術・再置換術 |
20件 |
14件 |
8件 |
15件 |
11件 |
| 人工指関節置換術・再置換術 |
34件 |
34件 |
6件 |
3件 |
2件 |
| 手関節形成術 |
8件 |
21件 |
16件 |
5件 |
7件 |
| 指関節形成術 |
26件 |
56件 |
2件 |
1件 |
- |
| |
| リウマチ関節外科 |
|
| 足関節(人工関節置換術、関節固定術) |
9件 |
3件 |
1件 |
1件 |
2件 |
| 前足部(人工関節置換術、関節形成術、関節固定術) |
25件 |
13件 |
7件 |
7件 |
9件 |
| 滑膜切除(手関節、指関節、膝関節) |
2件 |
5件 |
11件 |
2件 |
4件 |
初めて当科を受診される患者さんでも、かかりつけ医(医療機関)の先生から外来予約が可能です。診療情報提供書を書いていただくとともに、疾患・症状に合った専門領域の外来を予約していただければ、待ち時間の短縮につながります。
| 脊椎疾患 |
頸椎症性脊髄症や後縦靱帯骨化症などの頸椎疾患に対しては、理学所見に加えて病巣の部位や拡がりをMRIや造影CTで検討し、後方からの椎弓形成術や前方固定術を施行しています。腰部脊柱管狭窄症や椎間板ヘルニアなどの腰椎疾患に対しては、脊椎の不安定性や年齢、職業などを考慮し後方除圧術、髄核摘出術や後方進入腰椎椎体間固定術(PLIF)などを行っています。手術後、ほぼ全例で疼痛や麻痺および歩行能力が改善しています。術前コンピューターシミュレーションは、スクリューを使用する固定術に対して全例に行い、正確なスクリュー刺入や手術時間の短縮を達成しています。また、平成23年より骨粗鬆症性脊椎圧迫骨折に対する低侵襲治療(経皮的後弯矯正術:BKP)を開始し、背骨の痛みに対する治療も積極的に行っております。 |
| 股関節疾患 |
変形性股関節症、関節リウマチ、大腿骨頭壊死症に対する人工股関節置換術や人工関節のゆるみに対する再置換術が中心です。可能な限り自己血輸血を行い、人工股関節置換術はすべて無菌手術室(バイオクリーンルーム)を使用しています。可能な限り最少侵襲手術を行い、早期離床、早期社会復帰、可能であればスポーツ復帰を目指しています。 術前コンピューターシミュレーションによる人工関節の設置位置の検討、最大限の機能回復を目的に3次元動作解析装置を用いた術後人工関節の動きの解析、低摩耗人工関節の実現のためコンピューター解析による人工関節の摩耗計測など、最新の臨床研究にも積極的に取り組んでいます。 |
| 膝関節 |
末期の変形性膝関節症や関節リウマチに対する人工膝関節置換術が中心です。手術後は出血した血液を回収、洗浄し体内に戻すことで、手術前から強い貧血がないかぎり輸血無しで治療可能です。人工股関節置換術同様、治療成績は安定しており、ほとんどの症例で疼痛や歩行能力は改善しています。 |
| 関節リウマチ |
股関節、膝関節の他、肘関節にも積極的に人工関節置換術を行っています。またリウマチによる脊椎の変形、麻痺に対する手術や手足の変形に対する手術も多く行なっています。当院では診療科としてリウマチ科が独立しており、整形外科医、内科医が協力してリウマチ患者の総合的な治療を目指しています。 |
| 骨折 |
入院治療や手術が必要な骨折に対しては、近隣の医院や救急から要請があれば、ほぼ受け入れ可能な状態を維持しています。近年、骨粗鬆症にともなう高齢者の骨折が多く、大腿骨頸部骨折、上腕骨近位(肩)や前腕骨遠位(手首)の骨折、脊椎圧迫骨折などです。その他、小児の肘関節周辺の骨折やスポーツによる骨折も多く、月から金まで全日手術可能なことから、手術までの待機期間の短縮にも心がけています。 |
| 脊椎手術 |
頚椎症性脊髄症に対する脊柱管拡大術(約40例)、腰部脊柱管狭窄症、腰椎椎間板ヘルニア、腰椎すべり症などの疾患に対し、後方除圧術、髄核摘出術、後方進入椎体間固定術などを行っています。(約120例) |
| 股関節手術 |
変形性股関節症、関節リウマチ、大腿骨頭壊死症、に対する人工股関節置換術や、人工関節に対する再置換術などを行っています。(約100例) |
| 膝関節手術 |
末期の変形性膝関節症や関節リウマチに対する人工膝関節置換術などを行っています。(約80例) |
| 手の外科手術 |
手指・手関節を含めた上肢の骨折、神経・血管・腱損傷などの外傷に対し、機能再建のための治療を行っています。関節リウマチに対して、関節形成術や、人工肘関節置換術(約40例)を行っています。 |
| 骨折手術 |
上肢・下肢の外傷による骨折や、高齢者の大腿骨頚部骨折、上腕骨・前腕骨折に対して、積極的に手術治療を行っています。(約80例) |
<対象疾患と診療の紹介>
頚椎・腰椎の変性疾患に対してブロックなどの保存治療や手術治療、脊椎腫瘍や外傷に対する治療
| 米延 策雄 院長 |
| 卒業大学 |
大阪大学医学部卒 |
| 学位取得 |
医学博士 昭和60年5月8日 |
| 専門医 |
日本整形外科学会、日本リハビリテーション医学会 |
| 指導医 |
日本脊椎脊髄病学会 |
| 専攻分野 |
脊椎疾患、手の外科、コンピューター支援手術 |
| 海渡 貴司 整形外科医師 |
| 卒業大学 |
大阪大学医学部卒 大阪大学大学院卒 |
| 学位取得 |
医学博士 平成18年3月24日 |
| 認定医 |
日本整形外科学会脊椎脊髄病認定医 |
| 専門医 |
日本整形外科学会 |
| 指導医 |
日本脊椎脊髄病学会 |
| 専攻分野 |
脊椎外科(腰部脊柱管狭窄症、椎間板ヘルニア、すべり症、頚髄症など) |
| 藤原 啓恭 整形外科医師 |
| 卒業大学 |
福井大学医学部卒 |
| 専門医 |
日本整形外科学会 |
| 専攻分野 |
脊椎外科 |
| 牧野 孝洋 整形外科医師 |
| 卒業大学 |
大阪大学医学部卒 |
| 専門医 |
日本整形外科学会 |
| 専攻分野 |
脊椎外科 |
<対象疾患と診療の紹介>
変形性股関節症・変形膝関節症・関節リウマチ・大腿骨頭壊死などの手術治療
| 齊藤 正伸 骨・運動器疾患センター部長、骨・運動器疾患研究室長(併) |
| 卒業大学 |
奈良県立医科大学医学部卒 |
| 学位取得 |
医学博士 平成4年5月12日 |
| 認定医 |
日本リハビリテーション医学会 |
| 専門医 |
日本整形外科学会 |
| 専攻分野 |
股関節・人工関節 |
| 萩尾 佳介 リハビリテーション科医長 |
| 卒業大学 |
大阪大学医学部卒 大阪大学大学院卒 |
| 学位取得 |
医学博士 平成15年3月25日 |
| 専門医 |
日本整形外科学会 |
| 専攻分野 |
股関節・人工関節 |
| 小山 毅 整形外科医師 |
| 卒業大学 |
大阪大学医学部卒 大阪大学大学院卒 |
| 学位取得 |
医学博士 平成18年3月24日 |
| 専門医 |
日本整形外科学会 |
| 専攻分野 |
関節外科、コンピュータ支援手術 |
<対象疾患と診療の紹介>
関節リウマチの上肢再建、変性疾患や外傷に対する手術
| 秋田 鐘弼 整形外科医長 |
| 卒業大学 |
富山医科薬科大学医学部卒 |
| 学位取得 |
医学博士 平成18年1月19日 |
| 認定医 |
日本リハビリテーション医学会、日本整形外科学会認定リウマチ医、日本整形外科学会認定スポーツ医 |
| 専門医 |
日本整形外科学会、日本リウマチ学会、日本手の外科学会(評議員) |
| 専攻分野 |
手・肘の外科、リウマチ、マイクロサージャリー |
<対象疾患と診療の紹介>
関節リウマチの四肢機能の機能再建手術
| 橋本 淳 免疫疾患センター部長 |
| 卒業大学 |
大阪大学医学部卒 大阪大学大学院卒 |
| 学位取得 |
医学博士 大阪大学 平成3年3月26日 |
| 認定医 |
日本整形外科学会認定リウマチ医、日本リウマチ財団リウマチ登録医、日本整形外科学会運動器リハビリテーション医 |
| 専門医 |
日本整形外科学会、日本リウマチ学会 |
| 専攻分野 |
関節リウマチ、リウマチ関節外科(足関節、足趾、膝関節、手関節、肘関節、肩関節)、代謝性骨疾患(骨粗鬆症、骨軟化症、骨パジェット病など) |
■上肢担当
| 秋田 鐘弼 整形外科医長 |
| 卒業大学 |
富山医科薬科大学医学部卒 |
| 学位取得 |
医学博士 平成18年1月19日 |
| 認定医 |
日本リハビリテーション医学会、日本整形外科学会認定リウマチ医、日本整形外科学会認定スポーツ医 |
| 専門医 |
日本整形外科学会、日本リウマチ学会、日本手の外科学会(評議員) |
| 専攻分野 |
手・肘の外科、リウマチ、マイクロサージャリー |
■下肢担当
| 坪井 秀規 リウマチ科医長 |
| 卒業大学 |
大阪大学医学部卒 大阪大学大学院卒 |
| 学位取得 |
医学博士 平成15年3月15日 |
| 専門医 |
日本整形外科学会、日本リウマチ学会 |
| 指導医 |
日本リウマチ学会 |
| 専攻分野 |
関節リウマチ、リウマチ関節外科、骨代謝・骨粗鬆症 |
| 平尾 眞 整形外科医師 |
| 卒業大学 |
日本医科大学医学部卒 大阪大学大学院卒 |
| 学位取得 |
医学博士 大阪大学 平成18年10月20日 |
| 認定医 |
日本整形外科学会認定リウマチ医、日本整形外科学会認定運動リハビリテーション医 |
| 専門医 |
日本整形外科学会、日本リウマチ学会 |
| 専攻分野 |
リウマチ関節外科 |