女性の一生をサポートする産婦人科にようこそ
産婦人科は産科(妊娠、分娩、産褥)と婦人科(良性疾患、悪性疾患、不妊症)の診療に従事しています。
平成21年の分娩件数は622件、帝王切開は82件(13.2%)でした。
当院では母乳育児を推進しており、「おっぱい教室」「赤ちゃん教育」「安産教室」「和風陣痛室」「立ち会い分娩」「分娩直後からの母児同室」「カンガルー抱っこ」などをすすめており、患者様にも好評です。
さらに、WHO・ユニセフ認定のBFH(Baby Friendly Hospital; 赤ちゃんにやさしい病院)を目指し、平成21年1月より院内で母乳育児推進委員会を立ち上げました。
当院では前回帝王切開術を受けられている妊婦様に対しては、母児双方のリスクを考慮して反復帝王切開術の方針としています。
今後とも、この地域の周産期センターとしての役割を果たして行きたいと、医師、助産師、看護師の全員が強く思っています。
若年者の悪性腫瘍が増加し、そのため妊孕能の保存が必要な症例が増えてきました。当科では早期ステージの患者に対して、子宮頸癌ではレーザー治療、子宮体癌ではホルモン(黄体)治療、卵巣癌では保存手術を行っています。
良性疾患の子宮筋腫、卵巣腫瘍には負担の少ない腹腔鏡手術の割合が増えています。今後もますます増加すると考えられます。
高齢化社会になり性器脱(子宮脱、膀胱脱、直腸脱)患者が著しく増えています。性器脱手術は患者の病状に応じて個別化した手術が必要で、再発を防ぐための高度な知識と経験が求められます。
■悪性疾患内訳(手術例のみ)
| 子宮頸癌 |
15例 |
| 子宮体癌 |
9例 |
| 卵巣癌 |
9例 |
| 子宮肉腫 |
1例 |
■良性疾患内訳
| 子宮筋腫 |
62例 |
| 卵巣腫瘍 |
35例 |
| 性器脱 |
21例 |
| 子宮外妊娠 |
2例 |
| 子宮頚部異形成 |
8例 |
| その他 |
6例 |
■術式
| 開腹術 |
63例 |
| 膣式 |
24例 |
| 腹腔鏡 |
40例 |
| レーザー |
21例 |
| 子宮鏡手術 |
12例 |
| その他 |
8例 |
| 神田 隆善 第二中央診療科総括部長・産婦人科医長(併) |
| 卒業大学 |
大阪医科大学医学部卒 |
| 学位取得 |
医学博士 昭和59年7月25日 |
| 専門医 |
日本産婦人科学会 |
| 専攻分野 |
子宮癌、不妊症、子宮内膜症 |
専門は婦人科悪性腫瘍の診断と治療。性器脱の手術件数は400例をこえる。子宮内膜症などの不妊治療の経験も豊富。目指すは当科を地域の女性の医療センターにすること。
| 岩井 恵美 産婦人科医師 |
| 卒業大学 |
大阪医科大学医学部卒 |
| 専門医 |
日本産婦人科学会、日本臨床細胞学会細胞診専門医 |
| 専攻分野 |
婦人科癌、周産期医療 |
産科と一般婦人科が担当。初期の子宮頚癌のレーザー治療の経験が豊富。