統括診療部長を室長に臨床工学技士4名が生命維持管理等に関わる各種ME機器等の操作・保守点検を行い、安全且つ適正に運用管理する部屋です。臨床工学技士は、人の呼吸、循環、代謝といったような生命の維持につながる機能を代行したり、補助したりする装置、すなわち「生命維持管理装置」の操作及び保守点検等を、医師の指示のもとに行うことを業務としています。
MEセンターでは、医療機器を一括管理し、必要時医療機器を臨床現場に貸し出し、使用後に清掃し返却する中央管理システムを採用し、常にメンテナンスされた機器を効率よく運用できるのでコスト削減と医療事故の減少につながり、より良いサービスを提供できると考えています。
医療機器中央管理は当初、輸液ポンプ120台、シリンジポンプ70台から始まり、平成18年4月からは人工呼吸器15台を中央管理することになり、MEセンターを2室に拡張しました。
平成20年4月からMEセンターをさらに3室に拡張し、MEセンター1では医療機器の保守・点検、MEセンター2では人工呼吸器15台・NIPPV4台・ネブライザーヒーター5台、MEセンター3では輸液ポンプ160台・シリンジポンプ100台・心電図モニタ13台・送信機9台・低圧持続吸引器8台・超音波診断装置1台の管理を行っています。
また、それまでは独自に作成した医療機器管理システム使用していましたが、平成20年度よりアルカディア・システムズ社製の医療機器管理システム「CEIA」を新たに導入し、更なる業務の効率化と安全性の向上を図っています。
■血液浄化業務
透析室・CCU・ICU・病棟における血液透析、持続緩除式血液濾過透析、血漿交換、エンドトキシン吸着、腹水濾過濃縮再静注、白血球除去療法、末梢血幹細胞採取装置の操作業務をおこなっており、24時間・365日オンコール体制で対応しています。
2009年度実績:血液透析1479件・エンドトキシン吸着11回・GCAP(白血球除去療法)31件・血漿交換14件・CHDF(持続緩除式血液濾過透析)50件
■中央管理業務
輸液ポンプ160台・シリンジポンプ100台・低圧持続吸引器8台・心電図モニタ13台・送信機9台・超音波診断装置1台人工呼吸器15台・NIPPV4台・ネブライザーヒーター5台を管理しています。
■補助循環操作業務
CCU・ICU・心カテ室におけるIABP・PCPSの操作・管理をおこなっており、24時間・365日オンコール体制で対応しています。
2009年度実績:IABP29件・PCPS5件
■機器管理業務
病棟における人工呼吸器の巡回点検と回路交換、病棟所持のME機器類(除細動器・心電図モニタ・自動血圧計・血液ガス分析装置等)の定期保守・点検を行っています。
■心臓カテーテル検査室業務
主に心電図血行動態記録器操作業務・補助循環業務を担当しており、緊急カテーテル検査には24時間・365日オンコール体制で対応しています。
■手術室業務
麻酔器・ME機器類(心電図モニタ・電気メス・超音波メス装置・除細動器・内視鏡装置等)の保守・点検、自己血回収装置の準備・操作業務を行っています。
■ハイパーサーミア業務
悪性腫瘍に対する温熱療法装置の操作業務を行っています。
2009年度実績:107件
■人工心肺業務
本年度4月より心臓血管外科が再開されることとなりました。それに伴い、人工心肺装置の操作が業務として加わることとなります。
| 田伏 克惇 医療工学室長(副院長) |
| 卒業大学 |
和歌山県立医科大学医学部卒 |
| 学位取得 |
医学博士 |
| 認定医 |
日本乳癌学会、日本外科学会 |
| 専門医 |
日本消化器病学会、日本消化器外科学会、日本外科学会、日本消化器内視鏡学会 |
| 指導医 |
日本消化器病学会、日本消化器外科学会、日本外科学会、日本消化器内視鏡学会 |
| 専攻分野 |
消化器癌・乳癌・内分泌癌 |
- 中村 貴行 主任臨床工学技士(医療機器安全管理責任者)
- 中西 健 臨床工学技士
- 播田 祐佳 臨床工学技士
- 樋口 栄二 臨床工学技士