診療科のご案内
内分泌代謝内科
特色
  • 糖尿病・高脂血症・肥満症等の代謝異常の管理。
  • 甲状腺などの内分泌系の機能異常、腫瘍等の診断治療。
  • その他内科系の急性期医療。
治療方針
糖尿病・高脂血症・肥満症及び高血圧等のいわゆる「生活習慣病」は動脈硬化の危険因子として、特に高齢者のQOLに大きな影響を及ぼすと考えられ、これからますます高齢化社会となっていくわが国ではこれらの病態に早期から積極的に介入して個々の患者さんに良質な日常生活を送っていただくことが、社会的にも最重要課題となってきています。
これらの疾患を有する患者さんに対して長期間にわたる日常生活への介入、病態・病期に即した薬物治療の選択を行っていくためには、地域全体で医療連携を推進していく必要があります。
基幹医療施設である当センターにおいては総合病院の利点を生かして各専門科や各専門職(看護師・栄養士・薬剤師・検査技師等)との連携を図って、重症度や合併症の評価を行い、それに基づいた生活指導や治療介入を行います。〈現在、当科では糖尿病患者を対象に教育入院(リフレッシュ入院)を実施しており、そのスケジュールは当ホームページに掲載しています。〉
安定した患者さんは病診連携により主として開業医の先生方に加療していただき、1年に2〜3回程度、当科にても併診させていただきます。病状が変化した場合は再度当科にて治療の見直しを行い、入院を要する併発症が生じた場合は、当センターにおいて必要な治療を行います。
内分泌疾患では甲状腺疾患がもっともポピュラーですが、最近画像診断の発達により臨床徴候の明らかでない時期に発見される症例も増えてきています。比較的特殊な検査を要するこれらの内分泌疾患の診断及び治療方針の決定を行います。甲状腺機能亢進症は外来における薬物治療によりコントロールできる場合が多く、維持療法の段階になればできるだけ開業医の先生方にフォローしていただく方針です。甲状腺に結節や腫瘤を認める場合は、エコー下穿刺吸引細胞診により悪性度のチェックを行っています。〈当科では1泊2日の検査入院を行っています〉
病診連携のために
当センターでは、医療連携室を作って病院全体で病診連携を含めた医療連携に取り組んでいます。具体的にはまず従来より行っていたオープン・クリニカル・カンファレンス(OCC)を更に活性化させます。次に各専門領域で地域の医療関係者との間でさまざまな形で勉強会を開いて、今まで以上に密接に交流を図ります。特に当科が扱っているような長期間の継続治療を要する慢性疾患では病診あるいは病病連携を促進し、共通の治療指針を作り、治療の標準化を目指すことが急務と考えています。
診療案内
今、糖尿病が増えています。厚生省の調査によると、40歳以上の10人に一人が糖尿病であると言われています。糖尿病になると脳梗塞・失明・心筋梗塞・腎不全(人工血液透析を含む)などの重篤な合併症を起こしやすくなります。このような合併症を防ぎ、健康な人生を送るためには、早期からの血糖コントロールの持続が大切になります。
当科では、以下のような短期スケジュールで、糖尿病の教育入院を行っています。
糖尿病リフレッシュ入院のご案内
糖尿病と長いおつきあいをして、マンネリ化しているあなた、あるいは糖尿病と診断されたものの、糖尿病のことについてはほとんど何も知らないあなた、リフレッシュ入院で、身も心もリフレッシュしませんか?
以下の様なスケジュールを組んで、スタッフ一同、皆様をお待ちしています。
リフレッシュ入院スケジュール
入院前 胸部X線、心電図、ABI、自律神経検査、へそCT(内臓脂肪)
第1日目(水) オリエンテーション(医師)、生理機能検査について(検査技師)
第2日目(木) 採血、血糖日内変動、腎エコー、糖尿病について(ビデオ)、栄養指導
第3日目(金) 運動負荷心電図、集団指導(看護師、栄養士、医師)
第4日目(土) 糖尿病と果物(ビデオ)、試験外泊(食事記録)
第5日目(日) 帰院
第6日目(月) 神経伝道速度、薬について(薬剤師)、検査について(検査技師)
第7日目(火) 食後高血糖(ビデオ)、自己血糖測定について
第8日目(水) 血糖日内変動、頚動脈エコー
第9日目(木) 運動療法について、栄養指導
第10日目(金) 退院
この10日間の入院で、糖尿病における食事療法・運動療法の必要性を、再認識していただくと共に、現在の健康状態や糖尿病のコントロール状況 及び 合併症の程度を評価します。その結果、継続入院が必要な場合は、入院期間の延長も可能です。退院時、結果ならびに問題点についての報告書をお渡しします。
スタッフ紹介
幸原 晴彦 内分泌代謝内科医長・再生医療研究室長(併)
卒業大学 大阪大学医学部卒
学位取得 医学博士 平成元年3月24日
認定医 日本内科学会
専門医 日本内分泌学会
指導医 日本内分泌学会
専攻分野 内分泌代謝内科(ステロイド学、糖尿病、甲状腺、下垂体副腎疾患、再生医学)
平尾 利恵子 内分泌代謝内科医師
卒業大学 和歌山県立医科大学医学部卒
学位取得 医学博士 平成11年3月19日
専門医 日本内科学会、日本糖尿病学会
指導医 日本糖尿病学会
専攻分野 糖尿病、甲状腺
専修医
  • 藤島 裕也 大阪大学医学部卒

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