東館3階は循環器内科と心臓血管外科の病棟であり、地方循環器疾患センターとしての役割を担っています。CCU6床を併設し、心筋梗塞や狭心症、心不全や血管障害の患者様を急性期から回復期まで看護しています。心臓カーテルを受ける方や心臓手術を受ける方の看護を主に提供し、生活習慣病としての心疾患における生活指導に力を注ぎ、患者様のセルフケアが向上するように、医師、看護師、薬剤師、栄養士、などのチームで支援いたします。
東館4階は脳神経外科・外科の混合病棟で、ICUを4床併設しています。
ICUでは脳外科患者の緊急入院や開頭手術後・腹部手術後の患者を受け入れ生命の危機状態にある急性期疾患患者の看護を行っています。また、脳外科外来とアンギオを担当し継続した看護を実践しています。病棟ではICUの後方ベッドとしての機能を有し障害を持った患者様のリハビリや生活援助を行い機能回復に向けての看護を提供しています。
東館5階は、泌尿器科、外科、眼科の混合病棟です。主な疾患は泌尿器科では前立腺肥大症・前立腺がん・膀胱腫瘍・尿管結石等で、周手術期の看護や内視鏡検査の介助や悪性腫瘍再発における終末期の患者様の身体的・精神的・社会的支援を積極的に行っています。また、ウロストミー患者の尿路管理、スキンケアを自己管理していくためのサポートも皮膚・排泄ケア認定看護師と協力しサポートしています。外科では手術後の化学療法を主に行っており、症状コントロール、緩和ケアの必要な患者様の入院を多く受け入れています。
眼科は、主に白内障手術を受ける患者様の治療・生活への援助を行っています。
人工関節置換術と脊椎外科を主体とした整形外科病棟です。
主な疾患は、変形性関節症(股・膝)、骨折、頚椎・腰椎椎間板ヘルニア・脊柱管狭窄などです。年間500件の手術を行い、パスに沿った医療・看護を提供しています。早期に社会復帰するため、地域医療施設との連携を深めると共に、入院時からリハビリ期を見通した支援を行っています。医師を中心として看護師、PT・OT・薬剤師、MSWが常に情報交換を行い患者さまの生活の質が高められるように努めています。
東館7階は呼吸器科、小児科、皮膚科、消化器科、内分泌代謝内科、の混合病棟です。
小児科は急性気管支炎・肺炎・感染症の入院が主であり患児を取り巻く幅広い環境を調整できるよう働きかけています。
呼吸器科は肺がん・慢性閉塞性呼吸器疾患・肺炎などの入院が主であり、化学療法や疾患の確定診断のための気管支鏡検査入院(2泊3日)も受け入れています。
慢性呼吸不全の患者様には呼吸リハビリテーションや在宅酸素療法の導入の援助を行っています。
消化器内科では主に内視鏡下での大腸ポリープ切除や胃ポリープ切除の短期入院を受け入れています。
二交代制勤務を導入し、夜間の交替をなくすことで患者様に安心感を与え、継続看護が実施できるようにしています。
東館8階は、消化器内科病棟で消化器慢性疾患患者や大腸癌、肝臓癌などの患者様が入院されており、がん化学療法・肝動脈塞栓術・インターフェロン導入など、消化器疾患の専門的検査や治療を安心して受けていただけるよう援助技術の工夫に努めております。
また、医師・薬剤師との連携を図り、外来治療に向けて患者指導・支援を行っています。癌や肝硬変などの終末期患者様や家族に対し、緩和ケアサポートチームと協力し、がん症状マネジメントや精神的支援の充実に取り組んでおります。
当院はがん患者支援が大きな役割となっています。外来では外来化学療法室を設置し、患者様がQOL を維持して治療継続できるよう、認定看護師を配置して専門的サポートを行っています。また、ストーマ外来・NST外来・緩和ケアー外来など、個々の患者様の状況に合わせた専門外来も充実しています。
地域支援病院として救急患者の入院受け入れも積極的に行い、かかりつけ医からの紹介や逆紹介で病診連携を強化しています。
外来は地域と医療機関をつなぐ接点であり、地域に開かれた病院を目指し、「親切で温かい対応」をモットーに患者様に満足していただける看護を目指しています。
西館3階は、産科と婦人科の混合病棟です。
産科では、平成21年の分娩件数は633件でした。分娩時は、医学的に必要でない限り医療介入はせず、お母さんの生む力、赤ちゃんの生まれようとする力が最大限に発揮できるよう支援します。そして、母子ともに異常がなければ分娩直後から母子同室をし、赤ちゃんが欲しい時に欲しいだけおっぱいが飲めるよう、お手伝いします。平成21年より母乳育児支援委員会を立ち上げ、病院全体で母乳育児を支援しています。
婦人科では、手術を中心に、癌治療を行っています。心も体も健やかに過ごしていただくために、女性の不安をできる限り解決できるよう努めています。
西館5階は、消化器外科病棟です。主な疾患は消化器癌(胃・大腸・食道・肝・膵臓)乳癌、胆石、総胆管結石です。看護の状況として手術を受ける準備から、手術後順調な回復過程をたどっていただけるよう援助しています。人工肛門を造設された患者様をはじめ、さまざまな障害を乗り越えてスムーズにもとの生活に戻れるよう看護に取り組んでいます。
西館6階は、リウマチ科、アレルギー科、脳内科の混合病棟です。
リウマチ科では、関節リウマチ・悪性関節リウマチが主であり、関節・機能評価、及び在宅で疾患と向き合いながら生活できるようQOL向上に向けての支援をしています。医師、理学療法士と共にリウマチ体操のビデオ・パンフレットを作成し、リウマチ体操を積極的に取り入れています。また、安心して手術が受けられよう支援し、回復に向けてリハビリを行っています。さらに、治験コーディネーターと協力して治験にも積極的に取り組んでいます。
アレルギー科は気管支喘息や膠原病が主であり、睡眠時無呼吸症候群(SAS)の確定診断であるポリソムノグラフィ(PSG・2泊3日)も行っています。
脳内科では脳梗塞・脳出血が主であり、急性期にある患者様を看護し、回復に向けて嚥下訓練・機能回復訓練を行っています。NST(栄養サポートチーム)の活動も積極的に行っています。また地域連携を通して退院を支援しています。
西舘7階は内科(腎臓内科 内分泌・代謝内科 消化器内科)、心臓外科病棟の混合病棟です。
腎臓内科では腎不全・腎炎、内分泌・代謝内科では糖尿病・甲状腺疾患などの慢性期疾患の患者様が自己管理できるようにパンフレットを作成して生活指導を行い、患者様のセルフケアが向上するように取り組んでいます。また、血液透析室も担当し、透析中の患者様の観察やME機器の管理を行いながら循環動態が安定した状態で透析治療が行えるように医師・臨床工学師と協力して看護にあたっています。心臓外科病棟では、心臓手術後の回復期におけるリハビリテーションを担当し、退院に向けての生活指導を行っています。

【無菌室(クリーンルーム)】
1立方フィートの空気中に0.5μの塵やほこりが100個以下である状態。
通常の病室などはクリーン度が30〜50万。
手術室は10室あり、年間手術件数は約2532件で全身麻酔は62%です。構造上の特徴としてバイオクリーンルームを1室備え、感染管理や安全・業務の効率化を図るために、手術室の内外に清潔不潔を完全に分離できる回周廊下を設けています。
当院は、政策医療の基幹施設として、整形外科の股関節や膝関節の人工関節置換術や消化器外科の内視鏡手術、脳神経外科の緊急手術に対応しています。また、22年4月より心臓外科の手術を再開しました。
患者様の手術に対する緊張・不安を少しでも緩和できるように術前訪問を実施しています。患者様が安心して安全に手術が受けられるよう、専門性を活かし、チームワークよく実践できるように努力しています。