さて、緩和ケア研修会も2日目を迎え、残り1日になりました。
セッションメニューは「精神症状」「コミュニケーションロールプレイ」「コミュニケーション講義」「地域連携と治療療養の場の選択」です。最後は2日間の研修会を振り返りました。
研修会も2日目は、松田さん(写真左)と萬谷さん(写真右)のお二人がファシリテーターとして合流しました。
はじめのセッション「精神症状」は小山さんと松田さんの講義。
前半は「気持ちのつらさ」の評価方法やその気持ちに対してどう対処するのかを考察し、後半は「せん妄」についてインタラクティブティーチングを行いました。
次の「オピオイドを開始するとき」は川島さんのセッション。医師役、患者役、観察者の3人に役分けをしてロールプレイを行いました。その上でフィードバックして改善点などを掴み取りました。
お昼休憩後の午後一番のセッションは仲谷さんによる「呼吸困難」の講義です。呼吸困難になる患者様に会う機会は多いと思いますが、呼吸困難も痛みと同じく主観的な症状です。呼吸困難の評価から始まり、治療やケアを考えました。
次に「コミュニケーション」は松岡さんのセッション。
「患者と医師のコミュニケーションの重要性を認識する」「患者役を体験することによって患者さんのおかれている状況や気持ちを理解する」「がん医療において悪い知らせを伝える際のコミュニケーションスキル(SHARE)に関する知識を得る」の3点を、ロールプレイや講義を通じて理解しました。
さて、最後のセッションは里見さんの「地域連携と治療療養の場の選択」です。このセッションは2日間学んだことのまとめを行い、今後につなげていくのがこのセッションの目的です。患者さんとそのご家族のがん治療中のシチュエーションを設定し、各グループでグループワークを行いました。受講者の皆様それぞれの現場でどのような心構えで緩和ケアを行なっていくのかを掴めたのではないでしょうか。
受講者の皆様にこの2日間の緩和ケア研修会を受講してみての感想を聞いたところ、「いろいろ疑問に思っていたところや、実際に緩和医療に関わっている自分のスキルがどの程度のものなのかがわかりました。全国的にこうした統一的な流れが出来てきているのは驚きでしたし非常に有意義な体験ができました。」といった感想をいただきました。
受講者の皆様、2日間お疲れ様でした。