平成21年12月11日(金)に第38回健康フェアー「腰痛について」が開催されました。
第一部「腰痛について」は牧野孝洋 整形外科医師が講師を、第二部「腰痛のリハビリテーション」は、西薗博章 理学療法士長が講師を務めました。分かりやすく講演内容で、参加者の方々は熱心に耳を傾けていました。
当院の看護師による血圧測定チェック。多くの方々がチェックを受けていました。
会場となりました、当院の地域医療研修センターには、多くの方々がご参加されました。
第一部は「腰痛について」です。まずは脊髄や腰椎など構造を説明いただきました。心因性を除く物理的な腰痛はどのようにして起こるのかというのが解りやすく説明されました。
腰痛の原因・分類と症状、そして症例とその治療法を説明。
1)脊椎性腰痛、2)神経性腰痛、3)内臓性腰痛、4)血管性腰痛、5)心因性腰痛、の大きく分けて5つに分類されます。整形外科では主に1)と2)を対象に治療を行っています。
腰痛というのは、さまざまな要因が考えられ、その要因が絡み合って症状として出てくるため、原因の絞り込みは難しい。
また社会的・肉体的・精神的ストレスによる腰痛は受診される方の全体の85%ではないかと言われています。
主に不良姿勢からくる腰痛に対して理学療法をおこないます。
理学療法には物理療法・装具療法と運動療法があり、自宅でできる運動療法なども紹介されました。
上スライドの「家庭でできる温熱療法」のような、実践的な療法も教えていただき、大変ためになる知識をいただきました。具体的な対処方法も説明いただき、参加者は熱心にメモを取っていました。
運動療法は、「痛みを取るために運動をする」というのではなく、「運動をすることによって腰痛の起こりにくい体をつくる」という様に考えていただきたい。痛いときは無理はしないこと。と説明いただきました。
講演後の質疑応答では、参加者の方々から多数の質問があり、講師は解りやすい言葉で説明されていました。
地域医療連携室の南により閉講の挨拶をおこないました。
<あとがき>
今回の第38回健康フェアー「腰痛について」では腰痛疾患の基礎知識から具体的な対処方法。そして、自宅でもできる運動療法なども実用的な知識を教えていただきました。
今回は質疑応答も活発に行なわれ、大変質の高い健康フェアーになりました。